喜多町弁天長屋の見学会ご案内と工事の進捗状況
去る12月5日に、内装工事のための解体作業ワークショップを敢行しました。コロナ禍の中、蔵の会会員を中心に15名の方が参加してくださり、かなり解体が進みました。
作業は基本的に新建材の壁や天井、床などを剥いで、まずはオリジナルの内装を現しにしようという内容でした。天井を落とすともうもうとほこりが舞い、厨房部分の床Pタイル剥ぎも腰が痛くなる地道な作業でしたが、皆さんの頑張りのおかげで往時の姿を偲ぶというところまでは到達できました。まだまだ先が長いなーという感想ではありますが、内装の第一歩は記すことができました。ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。解体作業の写真を添付しましたのでご覧ください。
今回も二軒堂の工藤さん、現在屋根工事にかかってくれている杉本瓦店の職人さん(栗林さん、横山さん)も手伝ってくださいました。やっぱりプロがいると進みが早い!ありがとうございました。また、杉本さんには解体で出た大量のごみも処分してくださり大助かりです。
さて、ここからが本題の見学会の話です。
6月に第1回目の見学会を行いましたが、それ以降コロナの状況を見ながら、入居者募集のための見学会を実施しようとタイミングを見ていたのですが、ズルズルと12月になってしまい、このままではいけない!ということで内部の改修工事を始めたのを機会に実施することにしました。
今回は入居を検討しようという人を対象に実施します。
現在の計画では、1,2階全体で180㎡以上ありますスペースを1階はSHOPまたは作業スペースとして3区画(10畳分、6畳分、4.5畳分)と飲食店として1区画(約14坪)、2階は4区画(10畳分が2室、8畳分が2室)に分けてサブリースする計画です。2階は上がって行きづらい構造でもあり、商売には向いていないように思われますので、シェアオフィスのような空間とする可能性もあります。
複数の方でシェアする形になり、上記以外の共用の空間も共同で管理していくことを想定しています。煩わしく感じる反面、いろんな人との出会いも生まれ、楽しいスペースになる可能性もあります。このような環境を楽しんでくれる方と一緒にタッグを組んで、弁天横丁の再生に取り組んでいきたいと考えています。
入居して欲しいなーと考えているパートナー像があります。
①ものづくりに携わるクリエイティブな方
②弁天横丁のコミュニティづくりに関わってくださる方
③弁天横丁の落ち着いた雰囲気を気に入って大切にしようと考えてくれる方
①は必須ではありませんが、一番街や菓子屋横丁のように観光客であふれかえるようなことは避けたいと思っています。そういう意味では今はやりのテイクアウトの飲食店や観光客相手のお土産物屋などは排除したいと考えています。
まずは見学会で、実際にスペースを見ていただき、意見交換した上で、ご検討ください。
日時:12月19日 10時~ 終わりは決めていませんが昼頃
場所:川越市喜多町2-1 喜多町弁天長屋
集合:喜多町弁天長屋の前の空き地