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まちづくり 建物保存への支援

弁天横丁再生

札の辻の北東、市役所へ向かう道の一本裏通りに、往時は飲み屋街として賑わった横丁があります。ここにある長屋の一角を「蔵の会」で借り、内外装を改修し芸術活動拠点として再生しました。
新たな個性あるまちとしてこの横丁を再生していく契機と考えて、今後は周辺の空き家の再生・活用が連鎖的に起こるようなまちづくりを考えています。

実測調査

デザイン部会が中心に行っています。近隣の大学の学生にも参加を呼びかけ、蔵造りなどの古い建物の伝統的な工法などについて勉強してもらっています。

古い建物のお掃除会や利活用

2002年旧川越織物市場でのお掃除会。町なかの古い建物の空間を蘇らせて実験的な利活用をすることが、具体的な復原再生に結びついています。

川越氷川まつりの山車調査

川越まつりの山車(川越市指定有形民族文化財)の整備をお手伝いしています。松江町一丁目「龍神の山車」の改修工事の設計監理では山車の部材を丁寧に実測し、構造的に不安があった部分を改修しながら、可能な限り原型を変えないよう伝統工法にて解体組み立てできるように改修しました。(2022年)

川越町並み委員会

毎月の定例会議で新たに出てきた案件について、施主や設計者、行政、商店街、近隣自治会長、商工会議所、まちづくりの専門家を交えて話し合われています。

東秩父村のまちづくり

埼玉県唯一の村であり2014年ユネスコ世界文化遺産の登録を受けた「細川紙」の里である「東秩父村」でバス再編にともなう和紙の里のハブ化構想という事業にコンサルタント業務として携わりました。

緊急時のお手伝い

歴史的な建物やまちづくりなどに関し、緊急措置的な対応が必要な場合にアドバイスやお手伝いをしています。
写真は川越中央通り『昭和の街』

まちづくり活性化のための取組

蔵詩句大賞

1987年に県や市に先駆けて創設された景観賞ですが、優れた建物や空
間だけでなくイベント、創作文化、人に対しても表彰。写真は20年間町
並み委員会委員長を務めた可児氏(初代蔵の会会長)を表彰した時のも
の。

河越太郎法要お茶会

河越太郎800年御遠忌を期に、養寿院をお借りするようになり毎年11月3日に行われていました。「女蔵部」では茶道教室も開催しました。

アートイベントを主催

改修前の鏡山大正蔵 でのインスタレ ーション。このような蔵独特の空間を使った実験的なイベントが、活用の為のイメージづくりに役立ちます。

まち歩きの企画

まちの中には、普段気付かない色々なもの、色々なことがあります。
まち歩きの楽しみは、そんな「も の」や「こ と」の発見です。

学生支援

市内外の小中学校、高校からの要請を受けて、まちづくりについての出張講義を行っています。また、多くの大学生が川越のまちづくりをテーマ
に研究しており、学生への支援も行っています。

本町の長屋での職人さんの仕事の実演や展示

蔵の会では川越の文化を支えてきた職人さんをテーマに、仕事の紹介や仕事体験のワークショップなど様々な取り組みを行っています。

川越の職人の技体験

歴史的な建物を維持するには、伝統的な技術を持った職人の存在が不可欠。普段接することのない職人さんに教わりながら、仕事を体験するイベントを開催。写真は改修前の「鏡山」の昭和蔵で左官職人さんとの壁塗り体験。(2007年)

様々なテーマでのイベントシンポジウムや講演会の主催

写真は2011年開催の「全国削ろう会川越大会」。まちの普段気づかない「もの」や「こと」を発見するまちあるきイベントの企画なども行っています。

第6回全国町家再生交流会

町家を再生活用していく活動を行っている全国各地の住民団体、職能団体、行政などが集まり、情報交換、情報発信を目的として開催されました。(2016年)

除夜の鐘

1年の締めくくりとして、毎年大晦日に川越のシンボル「時の鐘」で除夜の鐘を実施。いつも見上げるだけの場所から町を見おろし、まちづくりについて考えてみてはいかがでしょうか?

蔵のまちライトアップ

一番街商店街との協働で作った光のクリスマスツリー。夜の川越の賑わいづくりにひと役買いました。(2010・2012年)
川越灯りと音と文化の祭典として広がりを見せました。(~2016年)

長屋バー

年に数回、蔵の会事務局を開放して1日だけのバーを開催しています。道行く人たちを誘い入れ、お酒を酌み交わしながらのまちづくり談義です。