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1月28日に長屋にて恒例の「建物・まちづくり談義」を開催しました

    川越蔵の会では、定期的に川越の建物・まちづくりに関する話し合いを行っています

    1月28日に長屋にて恒例の「建物・まちづくり談義」を開催しました。
    今回は、

    ・「中央公民館分室」について保存活用に関すること、
    ・「蔵フェス2024」について話し合いました。

    まず、中央公民館分室についてですが、川越市六軒町、県道川越日高線近くにあることはご存じの方は多いと思います。
    分室は、もともとは伯爵・久松定謨邸であり、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりの建物として知られています。
    この分室について、現在蔵の会内では、会員有志が集まって保存活用の活動を起こし始めていることをお伝えします。
    これまで話しを重ね、分室の保存活用を考える会・市民団体発足の検討、今後の活動や方向性も話し合っています。
    この日は、発足させる会の名称に関して様々な意見が出て、改めて検討することになりました。
    また分室の改修費用や方法などについても話題に上がりました。
    マネジメントサイクル構想については、都市景観課に話を聞きに行ったことの内容が共有され、意見交換をしました。
    そして蔵の会としてできることはないか、アイデアを出し合いました。
    まちづくり開発会社を立ち上げることはすぐにできることではありませんが、弁天長屋を再生したように、できるところから実績を積み上げていくことが大事かと思います。

    蔵フェス2024に関しても話し合い、今回のメインテーマは「中央公民館分室」に絞りました。
    昨年、2023年は川越蔵の会発足40周年の年で、記念事業として蓮馨寺にて「蔵フェス」を開催しました。
    蔵フェス2023で、6つ展開したトークセッションのうち、その一つが中央公民館分室を扱ったものでした。
    蔵フェスをきっかけとして、分室のトークセッションを担当した会員有志がその後も行動を続け、この度、分室の会を立ち上げることに至りました。
    会員有志が立ち上がり、新たに起こす風は、蔵の会内の大きな動きであり、川越にとっても重要な一歩になりそうです。

    蔵フェス2024は、2024年5月開催を予定に、分室を深堀り、考える回にします。
    これから内容や場所を詰めていきたいと思います。